口上に歌丸、仁鶴ら大看板ズラリ「紅白歌合戦みたい」

[ 2014年3月9日 07:40 ]

桂文枝 襲名披露最終公演「大千穐樂」

(3月8日 大阪・フェスティバルホール)
 口上には桂歌丸(77)、笑福亭仁鶴(77)ら東西の大看板18人がそろい、大千穐樂を飾るにぎやかなものになった。ギネス申請も一時検討されたほどで、仁鶴も「紅白歌合戦みたいでございます」とあいさつに盛り込むほどだった。

 文枝が生前に襲名を相談した立川談志さんの弟子、立川志らく(50)は「あの世から降りて参りました」と談志さんのモノマネであいさつ。「お前は三枝のままでいろ!って言ったのに文枝になっちゃった」などと祝福した。

 約30分にも及んだ口上。最後は文枝が「本日は…」と言ったところで司会の桂きん枝(63)が「ありがとうございました」と言葉尻を取り上げ、超満員の客席は大爆笑。「本日は文枝の引退興行に…、あっ間違えた!」と手荒く祝福した歌丸が三本締めで締めくくった。

 ◇口上に出演した落語家 桂文枝、桂歌丸、鈴々舎馬風、林家木久扇、三遊亭好楽、三遊亭小遊三、三遊亭円楽、林家正蔵、柳亭市馬、春風亭昇太、立川志の輔、立川志らく、林家たい平、林家三平、笑福亭仁鶴、桂ざこば、桂きん枝、桂文珍 =順不同

続きを表示

2014年3月9日のニュース