最終回を前に…「夫のカノジョ」0・9ポイントUPで第7話4・5%

[ 2013年12月6日 10:21 ]

「夫のカノジョ」主演の川口春奈

 事実上の打ち切りが決まった川口春奈(18)主演のTBS系連続ドラマ「夫のカノジョ」(木曜後9・00)の第7話が5日に放送され、平均視聴率が4・5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが6日、分かった。前回の第6話の3・6%より0・9ポイント上げた。

 放送枠の“木曜ドラマ9(ナイン)”は2011年10月クールから国民的ドラマシリーズ「渡る世間は鬼ばかり」の後番組として新設されたドラマ枠。「夫のカノジョ」は初回4・7%、第2話4・8%、第3話3・7%、第4話は3・1%、第5話は3・0%と低迷が続き、主演の川口が自身のブログや出演イベントで番組PRをアピールなど異例の展開を見せるも、TBS側は12日放送の第8話での事実上の打ち切りを発表した。

 川口は第6話に続き、第7話の放送前にも「観てくださいね!」のタイトルでブログを更新し、「わたしは連日撮影中です。もうすぐアップするし とてもあっという間だなぁと感じています。」などドラマの宣伝をしていた。7話までの平均は3・9%。

 20歳の派遣社員・星見(川口)が上司の麦太郎(田辺誠一・44)の妻・菱子(鈴木砂羽・41)に夫の浮気相手と誤解され、もみ合っているうちに、体が入れ替わってしまう痛快コメディー。原作は垣谷美雨氏の人気小説「夫の彼女」。川口は11年に同局深夜枠「桜蘭高校ホスト部」でドラマに初主演し、今回がゴールデン帯の連ドラ初主演となる。麦太郎と菱子の間の息子には、人気子役の鈴木福(9)。

 そのほかの共演は片平なぎさ(54)、柳沢慎吾(51)、山村紅葉(53)ら。

 第7話は、星見の母・史子(片平)が過労で倒れ、連絡を受けた星見は菱子にも連絡を取り、病院へと向かう。そこで、史子は会社が経営不振で、会社を売却しようとしていることを打ち明ける。その言葉を聞いた星見は子どもよりも仕事を優先してきたくせに、簡単に会社を手放すという母に反発。菱子はどうにか星見と史子の関係を修復したいと考える。そんな中、リストラを推し進めてきた麦太郎の同期・立花(橋本じゅん・49)が新部長に就き、派遣社員の星見との契約を切ることを麦太郎に伝えて…という展開だった。

 次回いよいよ最終回を迎える。

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2013年12月6日のニュース