「村八分」山口冨士夫さん 暴行止めに入り脳挫傷に

[ 2013年8月17日 06:00 ]

 ロックバンド「村八分」のメンバーで脳挫傷のため14日に死去したギタリストの山口冨士夫さん(享年64)が、タクシー待ちの客がもみ合うのを止めに入ったことで、外国人に突き飛ばされて脳挫傷を負ったことが16日、分かった。

 関係者によると、先月14日夜、JR福生駅のタクシー乗り場で米国人の男(32)が一方的に別の男性を殴ったため、止めに入ったところ突き飛ばされた。頭を打ち、意識を取り戻すことなく亡くなった。マネジャーは「正義感があり、見て見ぬふりができない性格でした」と話している。福生市のライブハウスに忘れた携帯電話を取りにいった帰りの悲劇だった。18日に近親者のみで葬儀を行い、後日お別れの会を開く。

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2013年8月17日のニュース