「終戦のエンペラー」マッカーサー役 ジョーンズら大使公邸訪問

[ 2013年7月18日 17:47 ]

写真撮影に応じるトミー・リー・ジョーンズ(左から3人目)ら

 終戦直後の日本を舞台にしたハリウッド映画「終戦のエンペラー」(27日全国公開)で、マッカーサー元帥を演じたトミー・リー・ジョーンズ(66)やマシュー・フォックス(46)、西田敏行(65)、桃井かおり(62)ら出演者が18日、東京都港区の米大使公邸を訪問した。

 公邸は1945年9月、昭和天皇とマッカーサーが初めて会った場所。両者の会見は、連合国軍総司令部(GHQ)による占領政策の秘話をドラマチックに描いた映画のハイライトになっている。撮影は、当時を再現したセットで行われた。

 訪問に先立って行われた記者会見で、ジョーンズは「最初は、自分がマッカーサーとは似ても似つかないので、携わらない方がいいと思った。でも脚本を読んで、マッカーサーらが、日本の復興のため奔走する姿がよく描かれていて、心動かされた」と語った。

 日本軍の元大将を演じた西田は「脚本は日本人の心をよくつかんでくれている。天皇と謁見するときのジョーンズさんの演技に感動した」と話した。

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2013年7月18日のニュース