14年ぶりW浅野!フジ「抱きしめたい!」が今秋復活

[ 2013年3月26日 06:00 ]

88年に放送されたフジテレビ「抱きしめたい」W主演の浅野ゆう子(左)と浅野温子

 80年代に浅野温子(52)と浅野ゆう子(52)がダブル主演したフジテレビドラマ「抱きしめたい!」が14年ぶりに復活する。今秋放送予定のスペシャルドラマ「抱きしめたい!Forever(仮)」で、50代となった主人公2人を描く。

 連続ドラマで88年に放送され、2人のおしゃれや生活が若い女性の憧れになった作品。ファッション誌に「W浅野」の文字があふれるブームとなり、全12回の平均視聴率は18・5%。89年、90年、99年にも、その後を描くスペシャルドラマが3回放送された。

 今回は、ゆう子演じる夏子の夫(岩城滉一)に浮気と1歳の隠し子が発覚。離婚危機の一方で、温子演じる未婚を貫いていた麻子は、隠し子の母親が依頼した弁護士(草刈正雄)と距離を縮めていく。連続ドラマから描かれる友情の行方が見どころとなる。

 初めて同作のプロデューサーを務める栗原美和子氏(48)は「私もW浅野に憧れた世代。50代でなお2人がこんなに輝いているという姿を同世代の方や若い世代の方にもお見せしたい」と話している。

 温子は「見たさ半分、怖さ半分ではないでしょうか。まあ、何とかなるでしょう」とコメントし、ゆう子へ向けて「体力がなくなったので、お手柔らかにお願いします」とメッセージ。

 ゆう子は「(同作品は)大切な宝物の一つ。同じ時代を見て、生きてきた2人が再び素敵な時間を一緒に過ごせる機会をいただけました」と、再共演に喜びいっぱいだ。

 ▽抱きしめたい! 連ドラは88年7~9月放送。バブル景気の中で、おしゃれな男女の人間模様を描いた。当時はトレンディードラマブームが始まり、陣内孝則(54)らが出演した同年1月期の「君の瞳をタイホする!」が月9ドラマのはしり。青函トンネルや瀬戸大橋が開通し、ソウル五輪で鈴木大地(46)が背泳ぎ100メートルで金メダルを獲得した。

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