不屈の林家染丸 軽度脳梗塞から復帰に感謝、4・7落語会開く

[ 2013年2月27日 06:00 ]

会見で笑顔を見せる林家染丸(中央)(右は林家染二、左は林家染弥)

 落語家の林家染丸(63)が紫綬褒章受章を記念した落語会「染丸の会」(4月7日、ザ・フェニックスホール)を開くことになり26日、大阪市内で会見した。

 昨年11月初旬に「舌がもつれる」と訴え、大阪市内の病院で軽度の脳梗塞と診断されて入院。その後1週間ほどで退院し、今年1月に天満天神繁昌亭で高座復帰するなど順調に回復していることから開催が決定した。演目は「辻占茶屋」などを披露する。

 染丸はリハビリ生活について、「最初は歩けないし、しゃべれないし。でも、まだまだやれるなと、しみじみ感じております」と回想。2009年にも脳梗塞から復帰していることを引き合いに、「前回もそうですが、神様か仏様か分かりませんが、助けられたのは“しっかりやれよ”ということかと思う。後進の指導もやれる限りのことをやらないといけない」と意気込んだ。

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2013年2月27日のニュース