成底ゆう子「幅広い世代に聴いてほしい」“若者の街”でミニライブ

[ 2013年1月26日 16:58 ]

ニューアルバム「ポークたまご」の曲を中心に熱唱する成底ゆう子

 沖縄・石垣島出身の実力派シンガー・ソングライター、成底ゆう子(37)が26日、東京・江東区のダイバーシティ東京・フェスティバル広場でインストアライブを開いた。

 昨年12月に東京、名古屋、大阪で開催したワンマンライブツアーでは全会場でチケット完売という成功を収め、同月5日に発売した第2弾アルバム「ポークたまご」(発売・キングレコード)も好セールス中。2010年11月に「ふるさとからの声」でデビュー以来、有線放送で異例のロングヒットを続けており、ライフワークのインストアライブも話題を呼んでいる。この日は、若者が多く集まる「お台場」でインストアライブを行った。

 集まった観衆を前に「今日はちょっと寒いんですけれど、この機会にぜひぜひ成底の歌を聴いていってください」と笑顔であいさつ。電子ピアノの弾き語りで、沖縄メドレー「美童しまうた~島人ぬ宝~涙そうそう~島唄」をはじめ、メジャーデビュー曲「ふるさとからの声」、ファーストアルバム「宝~TAKARA~」収録の「ダイナミック琉球」、一青窈のカバー曲「ハナミズキ」、THE BOOMの宮沢和史がプロデュースした「伝え歌」(「ポークたまご」収録)の全5曲を熱唱した。

 「ダイバーシティで歌わせていただくのは、今日が初めてです。今日はこうしてたくさんの若い方々にも歌を聴いてもらえたのでよかった。これからも幅広い世代の方に聴いてほしいなと思います」と笑顔。「伝え歌」が好評であると明かし、「『おじいちゃんを思い出しました』とか、『家族を思い出しました』といった言葉をよくいただきます」とうれしそうに話した。

 「伝え歌」はラジオでも文化放送プラスチューン、TBSラジオ推薦曲、ラジオ日本パワーチューンに続々決定。2月11日にはテレビ東京のバラエティー番組「勝手にキャッチコピー委員会」に出演し、生歌を披露する。

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2013年1月26日のニュース