「アジアの歌姫」テレサさん生誕60年 台北で記念展 

[ 2013年1月26日 20:02 ]

 「アジアの歌姫」として日本などで人気を集め、1995年に急死した台湾出身の人気歌手テレサ・テンさんの生誕60周年を記念し、台北の「中正記念堂」で26日、特別展が始まった。4月21日まで開かれる。

 特別展では、テレサさんの死後見つかった自筆の「星願」と題する文章や、両親が嫁入り道具として準備していたサファイアのネックレスなど貴重な品が展示されている。CGで再現したテレサさんの立体映像のコーナーもある。入場料は250台湾元(約770円)。テレサさんと同じ53年生まれなら、外国人でも入場料は無料という。

 特別展は、テレサさんの遺族や、台湾紙、聯合報などが主催。同紙によると、北京や上海でも開催する。

 テレサさんは「時の流れに身をまかせ」などがヒット。中国でコンサートを開きたかったテレサさんの夢をかなえるため、北京で5月19日に予定している音楽会で、CG映像のテレサさんが歌う姿を投影する計画もある。(共同)

続きを表示

2013年1月26日のニュース