ペニオク運営会社役員「芸能人紹介してもらい依頼」

[ 2012年12月29日 06:00 ]

 入札のたびに手数料がかかる「ペニーオークション」をめぐる詐欺事件で、京都府警などに逮捕されたIT関連会社役員鈴木隆介容疑者(30)が「知人を介し芸能人を紹介してもらい、ブログへのうその書き込みを依頼した」と供述していることが28日、捜査関係者への取材で分かった。

 京都地検は同日、事実上商品を落札できない仕組みのペニーオークションを運営し、入札手数料をだまし取ったとして、詐欺罪で鈴木容疑者ら4人を起訴した。

 ペニーオークションをめぐってはタレントやお笑い芸人、女性モデルらが、落札を装う書き込みをしていたことが次々と発覚。消費者庁長官が「影響力を自覚して」と訴える事態にもなっている。

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2012年12月29日のニュース