菅野美穂はジュード・ロウ…褒めちぎる西田敏行「僕はデ・ニーロ」

映画「大奥～永遠～［右衛門佐・綱吉編］」初日舞台あいさつで、「お客様は神様」と拝む西田敏行（右）に思わず笑みがこぼれる堺雅人（左）と菅野美穂

　俳優の堺雅人（３９）と女優の菅野美穂（３５）が２２日、都内で行われた映画「大奥～永遠～［右衛門佐・綱吉編］」（監督金子文紀）の初日舞台あいさつに豪華共演陣とともに登壇した。

　堺は共演した菅野について、「（女優として）懐が深い。えたいの知れない人」と、その役づくりを絶賛。初共演の西田敏行（６５）も「コメディエンヌもアクトレスとしての動きもできる。アンテナの張り方がすごい」と話し、対峙したシーンでは「こいつはジュード・ロウだな」と英国の俳優を引き合いに褒めちぎった。「そのとき僕は（ロバート）デ・ニーロでしたけど」とニッコリ。

　共演者の賛辞に包まれた菅野だが、「来年の抱負は豆腐です」とダジャレで失笑を買っていた。

　映画は男女が逆転した江戸時代に５代将軍・徳川綱吉（菅野）と公家・右衛門佐（堺）との愛を描く。堺は「心に届くストレートな物語ができた」とＰＲした。