ジャッキー・ウー 映画祭3冠で「日本代表になれた」

[ 2012年12月22日 06:00 ]

マンハッタン国債映画祭で三冠に輝いたジャッキー・ウー

 11月に開催された米マンハッタン国際映画祭で最優秀男優賞など3冠に輝いた、フィリピンを拠点にアジア各国で活躍する日本国籍の俳優ジャッキー・ウー(年齢非公表)がこのほど凱旋帰国。スポニチに「日の丸を背負っていかなくてはならないプレッシャーがあったので、今度の受賞で少し肩の荷がおりました。晴れて日本代表になれた気がしています」とコメントを寄せた。

 優良な独立系作品が集う同映画祭に日本・フィリピン合作の「HARUO」で参加。新しく人生をやり直すためにヤクザから逃れてフィリピンでひっそりと暮らす男を存在感たっぷりに演じた。

 父親が日中のハーフ、母親が日本人で、横浜育ち。90年代に日本を飛び出し、01年に主演したフィリピン映画「トータル合気道」が当地で大ヒットし、国民的スターの地位を築いた。日本では10年にNHKドラマ「坂の上の雲」に清国軍人役で出演したが、今回の受賞で映画界からも出演依頼が殺到している。

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2012年12月22日のニュース