ペニオク紹介ブログ アメブロは関与を否定 3つの対応策を発表

[ 2012年12月20日 18:53 ]

 入札のたびに手数料がかかる「ペニーオークション」(ペニオク)をめぐり、複数の芸能人が落札を装ってブログで紹介した問題で「アメーバブログ」(アメブロ)を運営するサイバーエージェントは20日、対応策を打ち出すとともに「ペニーオークションサイト詐欺事件に関連するブログ記事について、当社ではグループ子会社含め、一切関与しておりません」と関係性を否定した。

 アメブロは多数の著名人がブログを展開しており、タレントのほしのあき(35)、小森純(27)がペニオクを紹介し、謝罪していた。

 対応策は3つ。(1)企業の情報や商品を紹介する際のガイドラインの見直し。従来のガイドライン7項目に、新たに「ブログ記事内での偽装行為の禁止」を加える。

 (2)ガイドラインに反したブロガーへの罰則規定の策定。ガイドラインに反した場合、著名人オフィシャルブログからの削除、アカウントの停止などの措置を行うペナルティー規定を策定。

 (3)不正業者などへの対応策の策定。同社を介さず直接、著名人ブロガーが商品を紹介し、読者の利益を損なう危険性があると判断した場合、その企業に対して警告などを行う。

 (1)~(3)いずれも20日から運用。同社は「ブログサービスを運営する企業として、読者の利益を保護することを最優先とし、ステルスマーケティングの撲滅と健全なサービス運営に努めてまいります」としている。

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2012年12月20日のニュース