“5代目”黒谷友香ずぶ濡れ熱演!「極妻」8年ぶり復活

[ 2012年12月20日 06:00 ]

5代目極妻に決まった黒谷友香

 「極妻(ごくつま)」の愛称で人気の映画シリーズ「極道の妻たち」が、女優の黒谷友香(37)主演で8年ぶりに復活する。

 「極道の妻たち NEO」(来年初夏公開)で、メガホンを取るのは「君が踊る、夏」などの香月秀之監督。岩下志麻(71)らが演じた極妻の5代目となる黒谷は「岩下さんの喪服など衣装も引き継がれていて、気が引き締まる思い」と話している。

 「極妻」は暴力団組長の妻が抱える苦悩や悲しさを題材にした作品で、1986年に女性を主役にした異色のヤクザ映画としてスタート。岩下が「覚悟しいや!」などとドスの利いたタンカを切る姿も話題を呼び、シリーズものとして定着した。

 今作は05年以来の新作。過去のシリーズで「極道の妻(おんな)たち」としていたタイトルの読み方を、家田荘子さんの原作ルポルタージュと同じ「極道の妻(つま)たち」に変更。京都を舞台に、深い因縁を持つ2人の極妻が再会し、生き方と命を懸けて戦う姿を描く。原作により忠実に、主人公の妻としての生き方が大きなテーマになるという。

 すでに撮影は終了。今作では銃やマシンガンの使用を減らし、ドスでのアクションにこだわったといい、黒谷も着物姿でずぶ濡れになりながら、ドスを手に殺陣に挑むなどの熱演を見せた。

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2012年12月20日のニュース