「立派な千秋楽を」 金子さん「ホンマでっか」共演者にメール

[ 2012年10月3日 15:27 ]

 2日に41歳の若さで亡くなった流通ジャーナリストの金子哲雄さんとフジテレビのバラエティー番組「ホンマでっか!?TV」などで共演していたメンバーが、3日に追悼のコメントを発表した。

 軍事評論家のテレンス・リー氏は、ツイッターで「金子哲雄は素晴らしい友です。これからもずっと友です。一足先に逝っただけです。私が着くころには宴会準備を調えていてくれるでしょう。安く材料を仕入れてね(笑)」と“値切りのカリスマ”をしのんだ。
 
 脳科学者の澤口俊之氏(53)はブログで、「奥底から心許せる、優しく、とても紳士的な方だった」と人柄に思いをはせ、「ともあれ言葉を失う。本来なら、金子先生を巡る言葉がたくさん出てくるはずなのに、言葉が…出てこない。今はただただご冥福をお祈りすることしかできない」とつづった。

 印象評論家の重田みゆき氏(44)はブログで、「初めてホンマでっかでお会いしたときにかけていただいたあたたかいセリフ、私の一生の宝物です。金子哲雄先生は、最後の最後までみんなが大好きな流通ジャーナリストでした。先生のジャーナリスト魂に敬意を表します」と悼んだ。

 病気の相談を受けていたという医師・おおたわ史絵氏は、日本テレビ「情報ライブ ミヤネ屋」に生出演。金子さんから2週間ほど前に「そろそろ人生のカウントダウンをしているような気がします。とにかく今、抱えていることをちゃんと仕上げて、立派な千秋楽を迎えようと思います」と最後のメールをもらったと話した。おおたわ氏は「(肺カルチノイドと診断されてからの)この1年4カ月、彼は立派に自分の運命を受け入れる準備ができ、すごく人間として成長されたと思います。それがお墓やお通夜の準備までつながったと思います」と語り、金子さんが生前、死後の準備までしていたことを明かしていた。

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2012年10月3日のニュース