須賀健太 仮面ライダーで70年代ヒーローで敵役に「とても衝撃的でした」

[ 2012年9月29日 08:39 ]

映画「ウィザード&フォーゼ」でサナギマンに変身する須賀健太

 俳優の須賀健太(17)が異色のグロテスクヒーローに変身だ。映画「仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム」(監督坂本浩一、12月8日公開)で敵役に挑戦する。

 73~74年放送の「イナズマン」に登場した「サナギマン」で「怪獣かと思った」と驚きながらも、憧れのヒーロー映画に大張り切りだ。

 サナギマンはNET(現テレビ朝日)系で放送された「イナズマン」に登場したヒーロー。昭和版では“2段変身”でイナズマンになる前の不完全な状態で不気味な容姿が昆虫のサナギを連想させた。須賀は「とても衝撃的でした。最初、怪獣かと思った」と複雑な表情だ。サナギマンは38年ぶりの復活となる。

 一方、イナズマンは昨年公開の映画「オーズ・電王・オールライダーレッツゴー仮面ライダー」の戦闘場面に参加し、今作が本格復帰。イナズマンについては「色鮮やかで、ツノがかっこ良い」とコメントしている。

 須賀が俳優を志したきっかけは3歳の頃に見た「電磁戦隊メガレンジャー」(97~98年、テレビ朝日)で、特撮ヒーローは自身の原点。ライダーや戦隊シリーズの出演経験はあるが、ヒーロー役は初めて。「ライダーもテレビで見ていた。出演はとてもうれしかった」と意気込んでいる。

 物語は8月までテレビ朝日で放送され、福士蒼汰(19)が高校生ライダーを演じた「仮面ライダーフォーゼ」の5年後。須賀は超能力を持つ問題児グループのリーダー役で、教師になった福士と対立。映画「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズなどで優等生イメージが強いが、どう不良少年を演じるかも注目される。

 女子高生が魔法で悪と戦う「美少女仮面ポワトリン」(90年、テレビ朝日)も復活。現在放送中の「仮面ライダーウィザード」(同)と“魔法つながり”でコラボ。オリジナル版のポワトリンは2人いたが、今回は入来茉里(22)1人の設定。「初めてのアクション撮影ですが、特技の新体操を生かせたと思います」と自信を見せている。

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