“3代目浅見光彦”は速水もこみち 沢村一樹からバトンタッチ

[ 2012年8月19日 18:05 ]

「沢村一樹・浅見光彦卒業イベント」に登場した沢村一樹(右)と、“3代目浅見光彦”の速水もこみち
Photo By スポニチ

 俳優の速水もこみち(28)が19日、TBS版「浅見光彦シリーズ」で主人公の浅見光彦役を12年間を務めた沢村一樹(45)から引き継ぐことになり、東京・赤坂の赤坂サカスで行われた「沢村一樹・浅見光彦卒業イベント」でお披露目された。

 内田康夫氏のミステリーを原作とした人気シリーズ。同局のシリーズでは、初代の辰巳琢郎(54)の後を継いで、2000年9月から沢村が2代目を担当。速水は3代目を務めることになる。

 人気シリーズを引き継ぐことになった速水は「毎回楽しみに見ていたので、最初に沢村さんが卒業すると聞いた時は、もう見られないんだと思ってショックだった。その数日後に(3代目の)お話をいただいた。沢村さんの光彦もシドニー五輪に始まっていて、今年もロンドン五輪。記念すべき年に引き継げて光栄です。愛されてきた光彦を僕なりに頑張って、イメージを崩さないように頑張ります。光彦のまっすぐなところを強く意識して演じたい」と意気込みを語った。

 浅見光彦シリーズといえば、全国各地への旅。行ってみたいロケ地を聞かれた速水は「イタリアが好きなので、イタリアに行きたいなぁ」といきなりの海外ロケを提案。これに対し、沢村は「残念ながら、好きなところに連れていってもらう番組じゃないから。僕も一度もないのに」と即座に突っ込んで笑わせた。

 沢村がこれまで着ていた衣装のジャケットと鞄を渡されると「ピッタリですね」と笑顔を見せた速水。そんな速水に沢村は「寂しい。似合った姿にちょっとやきもちを焼きましたね。卒業を初めて実感しました」としんみり。とはいえ、「役者っていろんな役ができるんだなとびっくりしています。もこみちくんらしい光彦を作っていったらいいんじゃないかと思う」とアドバイスを送った。

続きを表示

この記事のフォト

2012年8月19日のニュース