桂文治襲名でお練り 平治「平常心で迎えたい」

[ 2012年8月19日 16:18 ]

「新宿末広亭」前で「お練り」をし、笑顔で手を振る十一代目「桂文治」を襲名する落語家の桂平治

 落語の「桂」派の祖とされる大名跡「桂文治」の十一代目を9月に襲名する落語家の桂平治(44)が19日、東京・新宿の寄席「新宿末広亭」周辺を練り歩く「お練り」をした。桂米助らと人力車に乗り、鳴り物も入れて、にぎやかに回った。

 平治は緊張した様子もなく「(襲名披露の)高座や初日も平常心で迎えたい」と話した。所属する落語芸術協会の桂歌丸会長は「新しい文治は陽気な芸風。大いに笑って楽しんでほしい」とあいさつした。

 襲名披露興行は9月21日に新宿末広亭で始まり、約2カ月にわたり東京都内の寄席で催される。

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2012年8月19日のニュース