ベテラン市毛良枝 撮影の苦労に思わず「遺影になりたい」

[ 2012年5月1日 15:47 ]

BS朝日連続ドラマ「市長はムコ殿」の制作発表会見に登場した市毛良枝

 7日にスタートするBS朝日の連続ドラマ「市長はムコ殿」(月曜後10・00)の制作発表会見が1日、都内のスタジオで行われ、主演の渡部篤郎(43)をはじめ、黒谷友香(36)、市毛良枝(61)ら出演者が顔をそろえた。

 市毛は渡部演じる新人市長・秋吉大将の義理の母で、ど素人の大将を立派な市長へと育て上げる乙女を演じる。いわゆる“長回し”で行われている撮影に、大ベテランの市毛も苦戦しているといい、「とんでもないセリフや顔をしないといけなかったり、毎日があまりにも大変で、できることなら遺影になりたいです」と苦労を明かした。

 さらに「久しぶりに新人のように緊張しています。自分のセリフを待っている間にも、手に汗じっとりになってしまう。(それでミスしてしまうと)皆さん、申し訳ありませんって感じで」と続け、「(こういう気持ちが)この歳になってくるかって思いですね。(大変すぎて)引退も考えております」と話し、苦笑いを見せた。

 そんな市毛演じる乙女の孫たちを演じるのは曽田茉莉江(20)と松本春姫(9)。初めての制作発表に緊張の面持ちだった曽田は「大変ですけど、勉強になることばかりで楽しい」と笑顔を見せ、松本との姉妹役も「出会った瞬間に仲良くなりました。妹のように仲良くなれて楽しい」と楽しんでいる様子。最年少の松本も「撮影が重なる度に本当の家族のようになって楽しい」と完璧なPRコメントに市毛から拍手をもらっていた。

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