体調不良の大滝秀治、6月の主演舞台を降板…

[ 2012年4月21日 06:00 ]

体調不良で舞台降板が決まった大滝秀治

 体調不良で入院していた俳優の大滝秀治(86)が、6月の主演舞台「うしろ姿のしぐれてゆくか」(東京・紀伊国屋サザンシアター)を降板することが20日、決まった。

 所属の劇団民藝は降板理由を「軽いめまいなどの症状が続いているため、家族と相談の結果、大事をとり休養することにした」と説明。「今後は体調の改善に努め秋以降に向けて復帰を目指す」としている。代役は内藤安彦(78)が務める。

 大滝は3月末、声が出にくくなり体がふらつくなどの症状を訴え、都内の病院に検査入院。その後、自宅で療養していたが、16日に再入院していた。19日の劇団の会合も欠席しており、体調が心配されている。

 親族によると、病床でも「台本を手放さないほど気合が入っていた」そうで、降板に「悔しい」と漏らしたという。また、「喉に炎症はあるが食欲はあります。(復帰へ)やる気になっています」と語った。

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2012年4月21日のニュース