本も売れていない…山本太郎は契約社員「芸能活動が薄い状態なんで」

[ 2012年4月18日 15:29 ]

入社式に出席した山本太郎

 俳優の山本太郎(37)が18日、都内で行われた太陽光発電施工事業を展開する「ソーラーリフォーム社」の新入社員入社式にスーツ姿で出席した。

 山本はクリーンエネルギーを普及させる企業の方針に共感。知人の紹介で面接試験を受け、採用が決定した。

 この日は新入社員4人とともに出席し、フラッシュを浴びながら営業部に辞令が交付された。

 「固まっちゃいましたよね、入社式って」と“初体験に”苦笑い。「芸能活動が薄い状態なんですね、みなさんご存知の通り僕、発電方法に異を唱えておりまして」。昨年の大震災後に反原発運動を始めて以来、俳優としての目立った活動はなく、収入が10分の1になっている山本。

 3月からは美輪明宏(76)脚本・演出・主演の舞台「椿姫」に出演しているが「(生活の)96%は市民運動に関わっている状態ですね」。自身の脱原発活動についてつづった著書「ひとり舞台―闘う役者の真実」を2月3日に出版したが「本売れてないんですよ、いい加減にしてください!」と笑いを誘った。

 同社とは芸能活動を優先するために契約社員というかたちで3カ月単位で更新。「スポーツ選手が企業に入ってるのと同じことです。空いた時間で会社のお仕事」と説明。舞台が終わったら出社、もしくは休演日に実際に営業活動も行う予定。初任給で買いたいものは?と聞かれると「とりあえず母に仕送りですかね。不安定な状況が続いていたので」と話した。

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2012年4月18日のニュース