松本幸四郎　娘・紀保の“相棒”に安心「これ以上ない」

「ラ・マンチャの男」製作発表記者会見に登場した（左から）松本紀保、松本幸四郎、松たか子

　俳優の川原和久（５０）と交際中の女優の松本紀保（４０）が２日、出演するミュージカル「ラ・マンチャの男」製作発表記者会見に、父で同作品の主演を務める俳優の松本幸四郎（６９）、実妹で女優の松たか子（３４）らと出席した。

　幸四郎は「紀保は私がブロードウェイに行った翌年に生まれた子で、『ドン・キホーテ』から取って“紀保”とつけた。その子がいい“相棒”を見つけてね。うれしいやら、寂しいやら。男親っていうのは、娘は嫁にいかないものだと思ってますけど、ホッとしています」とお相手の出演作品と掛けて、感慨深げに語った。

　紀保の交際相手の川原とも対面済みだという幸四郎。「川原さんって方はすごくやさしい。（出演中の）『相棒』のキャラクターとは違いますけど。これ以上ないっていう相棒を見つけて、本当に良かった」としみじみ。

　結婚の時期などは「当人たちにまかせてます。素敵な立会人も決まりかけているようなので、非常に楽しみ」と幸四郎。公演の終わる秋ごろ？との問いに、紀保も「舞台もありますし、今はお互い仕事に全力投球して、そういう時が来たらきっとそういう話があると思います。今は自分が仕事をやってきて、『ラ・マンチャ』で俳優として戻ってきたという責任感があるので、大事にしたい」と明言を避けた。