“平成の小百合”宮崎香蓮 早大入学「平和学を学びたい」

[ 2012年4月2日 06:58 ]

早大入学式に臨んだ宮崎香蓮

 “美女軍団”で知られるオスカープロモーション所属の女優宮崎香蓮(18)が1日、早稲田大学(東京都新宿区)の入学式に臨んだ。

 長崎県島原市の高校を優秀な成績で卒業し、推薦で社会科学部に進学を決めた。

 06年度の全日本国民的美少女コンテストで演技部門賞を受賞して芸能界入り。美少女コンテストの同期には武井咲(18)や忽那汐里(19)らがいる黄金世代。08年公開の映画「まぼろしの邪馬台国」では、吉永小百合(67)が扮した主人公の少女時代を演じた。

 “平成の小百合”と周囲の期待も大きい宮崎は早大のシンボル、大隈講堂前で「女優としても、一人の女性としても尊敬している吉永さんの後輩になれたことがうれしいです。被爆地の長崎で育ったこともあり、大学では平和学を学びたい」と目を輝かせた。

 宮崎の早大進学を吉永も祝福。吉永は日活黄金期の65年に第2文学部に入学した。「素敵な後輩ができてうれしく思います。両立で悩むことがあればアドバイスもしたい。早稲田かいわいは東京にあって東京じゃない風情があるので、ぜひ食堂や喫茶店などにも行ってほしい。いろんなことを吸収して成長して」とエールを送った。

 ◆宮崎 香蓮(みやざき・かれん)1993年(平5)11月20日、長崎県生まれ。祖父は「まぼろしの邪馬台国」の原作者で古代史研究家の故宮崎康平氏。2008年、映画「チェスト!」で女優デビュー。

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