松本人志監督作品“世界の映画の殿堂”で特集上映

[ 2012年2月25日 06:00 ]

 お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志(48)が監督した映画「さや侍」「しんぼる」「大日本人」が、フランス・パリにある文化施設「シネマテーク・フランセーズ」で特集上映されることが24日、決まった。

 同施設は“世界の映画の殿堂”と言える場所で、1936年に設立。フランス政府も出資しており、4万本以上の作品を保管している。松本特集は3月23日に上映される。

 これまで取り上げられているのはトリュフォー、ヒチコック、黒澤明の各氏ら巨匠に限られており、3作品での特集は異例。同国で松本の作家性が評価されている証でもある。

 プログラム・ディレクターのジャン・フランソワ・ロージャー氏は「松本の映画はラジカルで、斬新で笑いを誘う。日本の映画監督の中でも最もエキセントリックだ」と絶賛している。

 また、3月7日に開幕の「ドーヴィルアジア国際映画祭」のメーンコンペティション部門に「さや侍」の参加も決まった。園子温監督の話題作「ヒミズ」など10作品で競われる。「さや侍」はフランスで5月9日から一般公開される。

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2012年2月25日のニュース