ももくろ「女祭り」女性限定ライブでガールズトークも盛り上がる

[ 2011年10月30日 20:35 ]

女性限定ライブで熱唱するももいろクロバーZ

 5人組のガールズユニット・ももいろクローバーZが30日、東京渋谷のShibuya O-EASTで自身初となる女性限定ライブ「ももクロ女祭り2011」を行った。

 ももいろクローバーZ、通称「ももクロ」は2008年に結成、ストリートライブやハードな全国ツアーを経て2009年にデビューしたアイドル。メンバーの個性的なキャラクターや、体育会系とも言えるエネルギッシュなダンスを披露するライブなどが受け、着々とファンを増やしてきた。今や男性ファンだけでなく、小さな女の子からその母親世代にまでファン層は広がっている。大ヒット上映中の映画「モテキ」では、主人公が自分を鼓舞するために彼女たちのライブ映像を見るシーンもあり、アイドル界のサブカルアイコンとも言える存在だ。

 今回の女性限定ライブのチケットは、発売と当時に1000枚が即完売。ライブ当日は観客だけでなくスタッフや関係者も女性に限定(やむを得ず参加する男性スタッフは、頭に大きなリボンを着用)し、3時間以上に及ぶ文字通り“男子禁制”の女祭りとなった。

 ライブは「女祭り」にふさわしく、法被風の衣装にねじり鉢巻を模したヘッドアクセサリーをつけたメンバーが、大太鼓を叩くパフォーマンスでスタート。シングルナンバー「ミライボウル」「ピンキージョーンズ」「Z伝説~終わりなき革命」などをはじめ、11月23日にリリースするニューシングル「労働讃歌」も披露された。

 また、メンバーのソロコーナーでは個性を生かしたパフォーマンスもあり、ソロ5曲を含めて全25曲をプレイした。さらに、ライブの合間には「スピンズ」「ビームス」「ギャラクシー」という3つの人気ファッションブランドとタイアップしたガールズコレクションも行われ、メンバーがモデルとして出演。ももクロの衣装とは違う普段着に身を包んだメンバーに、客席からは「かわいい~!」と歓声があがった。また、「女の子だけにしか話せない内緒話」のコーナーなど、ガールズトークでも盛り上がった。

 11月6日には男性限定ライブ「ももクロ男祭り2011」、その後は全国7カ所をめぐるライブハウスツアーを行うももクロ。12月25日には、さいたまスーパーアリーナでのクリスマスライブも決定している。今年のラストスパート、そして来年のももクロの動きも要チェックだ。

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