「見どころは、血」!?ゾンビ映画主演で矢島舞美「びっくり」

[ 2011年10月16日 17:50 ]

『ゾンビデオ』完成披露試写会に出席した左から村上監督、鳥居、矢島、中島、鈴木愛理、岡井千聖、萩原舞

 人気女性アイドルグループ、℃-ute(キュート)の矢島舞美(19)が主演し、2012年に全国劇場公開予定の世界一キュートなゾンビ映画「ゾンビデオ」(監督・村上賢司)の完成披露試写会が16日、東京・港区のNEW PIER HALLで行われた。

 「ゾンビ学入門」という謎のHOW TOビデオを見ながらゾンビと戦っていくヒロインを描く体験型ゾンビ・コメディー映画で、そのヒロイン・アイコを演じる矢島舞美をはじめ、ランドセル姿のインパクトの強いキャラクターに扮する℃-uteの中島早貴(17)、ゾンビのリーダー役を華麗に演じるお笑い芸人・鳥居みゆき(30)、それに監督を務めたコメディー映画の第一人者・村上賢司さん(41)の4人が出演。

 約500人の観客が詰めかける中、劇中衣装で登場した矢島は「ホラーとコメディーって真逆のものなのに、そのコラボでどんな映画になるんだろうと思って、ワクワクの部分とドキドキの部分があったんですけど、いままでにない映画になりそうだなと思いながら楽しく撮影ができました」、ランドセルを背負った中島は「ゾンビ役ということで、初めはエーッ!と思ったんですけど、初めての試みだし、これは全力で取り組みなければと思いました。台本を読んだときに、普通に『人肉』とか『幽閉』とかそういうのがいっぱい出てきたからびっくりしたんですけど、撮影はすごく楽しかったです」。

 鳥居は「私は、ゾンビ役というのはあまりやったことがなくて、プライベートで10回ぐらいしか(笑い)。でも楽しくやらせていただきました。アクションシーンがあったので一日みっちり練習してきたんですけど、監督が『事情で、これカットするわ』と言われて、あの一日は何だったんだよと。家でクイックルワイパーとかで練習してたのに…」と言って客席を笑わせた。

 スプラッター映画に初挑戦し、見事なアクションシーンを演じた矢島の演技ぶりが見どころで、「いままでにも血糊をつけたりとかしたことはありますが、ここまで血まみれになったことは初めてで、黄色いシャツとかも全部赤になるくらいの血糊を浴びて、自分でもびっくりでした」と撮影を振り、「最初はゾンビを怖がりながらもだんだん強くなっていく様子が描かれているので、そちらを見て楽しんでいただけたらいいなと思います」と語った。

 村上監督は「見どころは、血です。残酷描写はスタッフみんなで特に頑張りましたので、そこをぜひ見てほしいことと、描写だけではなくて出演者の頑張りぶり、演技ぶりもぜひ見ていただきたい。ファンタジーな部分だとか、ランドセルを背負ったゾンビとか、あり得ない設定をどう演じているとか、無理な設定をやってもらっているところがこの2人の演技力。そして、矢島さんの素晴らしいアクションが見どころです」とアピールした。

 また、スペシャルゲストとして℃-uteの鈴木愛理(17)、岡井千聖(17)、萩原舞(15)が出演し、トークショーと上映会の後、℃-uteの5人メンバーが同映画の主題歌にもなっている新曲「世界一HAPPYな女の子」を披露した。

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