念を押されていたのに…中島みゆき「“あっバレたか”と冷や汗が出ました」

[ 2011年9月2日 06:28 ]

TBSの連続ドラマ「南極大陸」の主題歌を歌う中島みゆき

 歌手の中島みゆき(59)が「SMAP」木村拓哉(38)主演のTBS開局60周年記念連続ドラマ「南極大陸」(10月16日スタート、日曜後9・00)の主題歌を書き下ろした。

 歌詞は愛犬家として知られる中島らしく、南極で隊員を待ち続けたタロとジロの目線で描いた。遠く離れていても変わることのない絆や信頼は、同時に人の普遍的な愛のあり方も示している。不幸な少女と愛犬を描いた日本テレビ「家なき子」(94年)の主題歌「空と君のあいだに」でも、犬の目線で描き話題になった。

 中島は「最初にプロデューサーさんから“主役は人間ですから”とくれぐれも念を押してお話をいただいたんですけれども、何せもう犬てんこ盛りなもんですから、私すっかり舞い上がってしまいまして、犬のことばかり考えて歌を書き上げてしまいました」と込めた思いを説明。

 「で、これは多分人間にも通ずる話ですとか何とか言ってお渡ししましたところ、聴いてみたプロデューサーさんがいきなり“何か犬の気持ちになってきた”とおっしゃったので“あっバレたか”と冷や汗が出ましたが、めでたく採用が決まりまして、とってもうれしいです」とちゃめっ気たっぷりに明かしている。

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2011年9月2日のニュース