自殺した父親と同じ年齢に…竹脇無我 そううつ病に悩まされ復帰

[ 2011年8月22日 09:17 ]

死去した竹脇無我さん

 俳優の竹脇無我(67)が21日未明、東京都大田区の自宅で倒れ、同区内の病院に搬送された。関係者によると、同日午前3時6分に意識不明の状態で病院に搬送された。

 テレビドラマ「だいこんの花」「おやじのヒゲ」シリーズなどで故森繁久弥さん(享年96)と親子役を演じた竹脇。09年11月に森繁さんが亡くなった時には、葬儀で「もう一度、会いてえ!」と振り絞るように言ってお茶の間の涙を誘った。

 自殺した父親の年齢にあたる49歳ごろから、そううつ病に悩まされ、治療を経て01年に舞台で復帰。03年には闘病記「凄絶な生還、うつ病になってよかった」を出版。最近では昨年10月公開の映画「大奥」で主演の二宮和也(28)の父親役を演じている。

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2011年8月22日のニュース