不死鳥テーマの祭壇に献花…美空ひばりさん二十三回忌

[ 2011年6月20日 20:47 ]

「不死鳥」をテーマにした祭壇に置かれた美空ひばりさんの遺影

 昭和を代表する歌手、美空ひばりさんの二十三回忌法要が20日夜、東京都千代田区のホテルで営まれ、歌手の雪村いづみや五木ひろし、石川さゆりら関係者約600人が参列した。

 「不死鳥」をテーマにした祭壇に、優しくほほ笑むひばりさんの遺影が置かれた。その周りを紫や白の花が華やかに彩り、参列者はカーネーションを献花した。

 発起人を代表し、「哀愁波止場」「みだれ髪」などを作曲した船村徹さんが「うわさをすることが供養になるそうです。みなさん、ひばりさんとのいろんな思い出を語ってください」とあいさつした。

 会場では、ひばりさんが歌う生前の映像に合わせ、バックバンドを務めた「ひばり&スカイ」が生演奏。「東京キッド」「悲しい酒」「柔」などの代表曲を披露した。

 ひばりさんは、1989年6月24日に間質性肺炎による呼吸不全のため、52歳で死去した。

続きを表示

2011年6月20日のニュース