壮絶シーンにざわつく 瑛太「いずれまたカンヌに来て」

[ 2011年5月20日 11:24 ]

 第64回カンヌ国際映画祭で19日夜(日本時間20日朝)、最高賞を競うコンペティション部門に選ばれた三池崇史監督の時代劇「一命」が、同部門で史上初の3Dで公式上映された。観客は終了後、出席した三池監督や主演の瑛太(28)らに、約5分間にわたって拍手を送った。

 悲劇的なドラマとあって、観客は静かに見入っていたが、壮絶な切腹シーンでは会場がざわついた。

 三池監督は上映後「お客さんには確実に何かが伝わった。気持ちのいい、優しい拍手だった」と手応えを感じた様子。瑛太も「いずれまたカンヌに来て、インタビューをたくさん受けるような俳優になりたい」と感慨深げに話した。(共同)

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2011年5月20日のニュース