Revo 3Dチャリティー上映会で舞台あいさつ

[ 2011年5月8日 18:45 ]

左から監督・吉川英明さん、Revo、同映画に出演し、この日 のMCを担当したDJのSascha(サッシャ)
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 昨年12月15日にキングレコードから発売されたニュー・アルバム「Marchen」(メルヒェン)が、「オリコン」アルバムウイークリーチャート2位を記録してロングヒット中のSound Horizon(サウンドホライズン)が、同アルバムを引っ提げてパシフィコ横浜&東京国際フォーラムで約3万5000人を動員したコンサート「 7th Story Concert『Marchen』~キミが今笑っている、眩いその時代に…~」を基に、迫力の3D映像と臨場感あふれる5.1chサラウンドを駆使して再構築した同タイトル映画が4月29日から全国19カ所の劇場で上映中のなか、8日、東京・六本木のTOHOシネマズ六本木ヒルズで、今回の上映を記念して同グループの唯一のメンバー、Revo(レヴォ)と同作品の監督・吉川英明さんの2人が舞台あいさつを行った。

 幻想的な物語を音楽的に表現するためにふさわしい楽団員をその都度、必要な人数を集めて編成するという稀有なスタイルの「幻想楽団」を主宰するサウンドクリエイターのRevo(作詞、作曲、編曲)は「(同作品は)グリム童話というものを一つ、テーマとして扱っています。誰も見たことがないので、世の中の抱いているイメージがあることも知りつつ、サウンドホライズンとして、新たな世界観として魅力を伝えられたらいいなあというものがありました。それをどういうふうにビジュアルナイズしようかということも含めて取り組んだので、そういう世界があるなという手ごたえを感じてもらえればうれしい。それが3Dで見られるので、臨場感もある。嘘の世界であるのは確かなんですけれど、それをイマジネーションで具現化するのがサウンドホライズンの面白さなのかなと思っています」と話した。

 一方、吉川監督は「家で見るDVDと一番違うところは、皆さんにこうして集まっていただいて3Dで見られること、会場に来るまでの楽しさがあること、帰るときに皆さんで感想を言い合いながら楽しんでいただけること、そんなことを思いながら今回は、新しいものを作るつもりで取り組みました。ふだん皆さんが見られない出演者の方々の表情を特等席で見ることができるのがこの場だと思いますので、そこの部分を重点的に撮影しました」とアピールした。

 今回は「チャリティー上映」と銘打ち、収益金の一部を東日本大震災の被災地に寄付。 また、同DVD&Blue-ray(タイトル同じ。価格はともに税込み6300円)が7月27日に発売されることも発表した。

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