松本人志 第3弾は時代劇「二度と撮りたくない」

[ 2011年5月8日 06:00 ]

大阪市内で舞台あいさつした(左から)熊田聖亜、板尾創路、松本人志、野見隆明

 「ダウンタウン」の松本人志(47)が7日、大阪市内で開かれた最新監督映画「さや侍」(6月11日公開)の会見に、出演した板尾創路(47)、子役の熊田聖亜(9)とともに出席した。

 「大日本人」「シンボル」に続く第3作は、初の時代劇。「朝も早いし殺人的なスケジュール。時代劇は二度と撮りたくない」と振り返り、板尾も「かつらが大変で江戸時代の人間が嫌いになった」と続け、笑わせた。

 さやしか持たない武士・野見勘十郎としっかり者の娘・たえが挑む“30日間の戦い”を通して、親子の葛藤と絆を描く内容に、松本監督は「20代、30代でできなかった照れくさい正直な思いをストレートに表現できた」と自信。また、「たえは正直僕の中の理想の娘。ああいう娘になってくれたら」と、私生活でも1歳半の娘を持つ父の本音をのぞかせた。

 会見後は同作の完成披露試写会が開かれた、4日に開業したばかりの大阪ステーションシティシネマ初の舞台あいさつに登場。06年に自身の番組に出演した素人で、今作の主役に抜てきされた野見隆明(54)も参加したが、その緊張ぶりに「おっさん、上がりすぎやで!」とつっこんでいた。

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2011年5月8日のニュース