幸四郎 大震災直後に「芝居できるだけで幸せ」

[ 2011年4月8日 06:00 ]

「四国こんぴら歌舞伎大芝居」を前に記者会見する松本幸四郎

 香川県琴平町の「旧金毘羅大芝居」(金丸座)で開かれる「四国こんぴら歌舞伎大芝居」に19年ぶりに出演する松本幸四郎(68)が7日、同町で記者会見し、東日本大震災に触れ「こういう時でも芝居ができるというだけで幸せ」と思いを語った。

 9日に始まる公演は今年で27回目。長男市川染五郎(38)も出演、親子で舞台を踏む。「被災した方々の心を少しでもなぐさめられるよう、芸能に携わる者として一日一日を大切に演じたい」と幸四郎。24日までの日程で、「河内山」など5演目が連日披露される。

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2011年4月8日のニュース