李監督自ら分析「役者の力量が大きかった」

[ 2011年2月9日 06:00 ]

第65回毎日映画コンクール授賞式。朝比奈豊・毎日新聞社長(左)からトロフィーを受け取る日本映画大賞の李相日監督

2010年毎日映画コンクール表彰式

(2月8日 川崎シンフォニーホール)
 【日本映画大賞】日本映画大賞に輝いた「悪人」は、李相日監督(37)が代表でブロンズ像を受け取った。同賞の授与は、表彰式の最後。約2時間、小林政広、三池崇史両監督の間に座り「偉大な先輩監督に挟まれて、トイレにも行けませんでした。この賞は重いなと感じました」とユニークなスピーチで会場を沸かせた。

 主演の妻夫木聡(30)、深津絵里(38)らの名前を挙げ「役者の力量が大きかった」と受賞理由を分析。「キャスト、スタッフを代表して賞をいただきます」と言いながらも、副賞がシモンズ社の高級リクライニングチェアと知ると「これは僕がもらっていいんですよね」と目を輝かせた。

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2011年2月9日のニュース