元交際相手「1回平手打ちしただけ」…鬼束ちひろは男性不信に

[ 2010年12月16日 17:29 ]

鬼束ちひろ

 歌手鬼束ちひろ(30)に激しい暴行を加えたとして、傷害罪に問われた元交際相手の無職古宮裕輔被告(39)は16日、東京地裁(岡部豪裁判官)の初公判で「1回平手打ちをしただけ」と起訴内容を一部否認した。

 検察側の冒頭陳述によると、被告は事件の数週間前、東京都内の玩具店で鬼束と出会い交際を始めた。鬼束の自宅マンションで一緒に住むようになったが、鬼束本人に不満を感じるようになり、事件が起きた早朝に無理やり起こして顔などに暴行を加えた、としている。

 検察側は、鬼束の「被害を受けてから男性不信に陥った。顔にひどいけがを負わせたのは許せない」などとする供述調書を読み上げた。

 起訴状によると、被告は8月18日午前6時ごろ、東京都渋谷区の鬼束の自宅マンションで、鬼束の顔を殴ったり、腹部をけったりしたほか、床に顔をたたきつけて両目を指で突くなどし約1カ月のけがを負わせた、としている。

 古宮被告は、面識のない男性に対する傷害罪でも追起訴されている。

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2010年12月16日のニュース