安室奈美恵 8カ月かけて80公演完走!

[ 2010年12月16日 06:00 ]

 安室奈美恵(33)が15日、愛知・名古屋国際会議場センチュリーホールで全国ツアーの最終公演に臨んだ。

 安室が未来からタイムスリップするというオープニング映像とリンクする形で登場。そこから「WILD」など25曲をノンストップで熱演。6パターンの衣装で2時間15分にわたったステージにトークは一切なく、歌とダンスを追求したストイックなショーで、ファン3000人を魅了した。
 昨年12月に発売したアルバム「PAST<FUTURE」を引っさげてのツアー。8カ月をかけて全国26都市、自己最多の80公演を完走した。「過去<未来」のタイトル通り、コンセプトは「過去を捨て、新しい自分を魅せる」。会場を1万人以上集客可能なアリーナではなく、ファンにより近くで見てもらえる狭いホールにこだわった。
 「私自身初めてのことや得ることがたくさんあったツアー」と振り返る。途中、10月14、15日の東京公演を声帯炎のため延期。関係者は「完璧を求める安室にとって、かなりつらそうだった」という。それでも、同19日に大阪公演で復帰すると、何事もなかったように残る20公演をこなした。
 5月にはモナコで開かれた世界最大の音楽祭「ワールド・ミュージック・アワード」にも出演。日本で、世界で、大活躍の1年を締めくくった。

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2010年12月16日のニュース