涙の深津絵里 フランス語で感謝 妻夫木聡「家族が賞を取ったような」

[ 2010年9月7日 13:01 ]

モントリオール世界映画祭で最優秀女優賞を受け、授賞式後撮影に応じる深津絵里(中央)、妻夫木聡(右)、李相日監督(東宝提供)

 「メルシーボク(ありがとう)!」。目に涙を浮かべてフランス語で感謝を述べた。

 カナダで開かれていた第34回モントリオール世界映画祭で最優秀女優賞を受賞した、映画「悪人」(李相日監督)のヒロイン深津絵里(37)。「すべてのスタッフにいただいた賞だと思う。本当にうれしい」。海外の映画祭に出席することすら初めての深津は思わぬプレゼントに頬を紅潮させ、満面の笑みを浮かべた。
 公式上映を前にした6日、深津は「ここまでこれただけでも幸せ。これ以上何かあったらバチが当たりそう」と話していたが、最高の“大当たり”。 共演の俳優・妻夫木聡(29)は「夢のような感じがします。僕らの熱が伝わったと思います。深津さんがいたからこそ、高め合って、支え合って撮影できた。家族が賞を取ったような気がします」と大喜び。李相日監督も「役者の力を見せつけられた。全員で勝ち取ったと思います」とチームの代表として深津が受賞したことを誇った。

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2010年9月7日のニュース