山本裕典＆溝端淳平　舞台でイケメン初共演

舞台で共演することになった山本裕典（左）と溝端淳平

　ブレーク中のイケメン俳優が初共演する。ＴＢＳの連続ドラマ「タンブリング」（土曜後７・５６）に主演する山本裕典（２２）と、同局「新参者」（日曜後９・００）に出演する溝端淳平（２１）がダブル主演で舞台に挑む。

　作品名は「プライド（仮）」。現代にタイムスリップした太平洋戦争中の特攻隊員とフリーターの物語。２人が友情を深める姿を通じて、現代の若者が気付かない幸せの形を描く。キャストは舞台初挑戦となる浜田ブリトニー（年齢非公表）が通行人役で登場する程度で、限りなく２人舞台。セリフも話し方も全く異なる役どころを１公演ごとに入れ替える試みで、同年代のライバルが演技を競い合う。
　山本も溝端も、小池徹平（２４）らを輩出した「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」出身。ドラマ、映画に引っ張りだこの人気者に成長したが、オファーを受けての出演では役に偏りが出てしまうため、２人の所属事務所「エヴァーグリーン・エンタテイメント」が舞台を企画・製作。演技の幅を広げられるよう工夫した。
　東京・品川ステラボールのほか、大阪、名古屋で７月２６～２９日に８公演を予定。山本は「夏休みは大阪、名古屋、東京に集まれ～っ！」と呼び掛け、溝端は「正直負けられへんな…（笑い）って思ってます」とライバル心をあらわにしている。
　公演では同舞台に加え、３０分間の別の２舞台も予定。それぞれ、コメディー、観客を巻き込む芝居とジャンルを分けており、２人は岡本玲（１８）、佐藤祐基（２６）らとともに、こちらにも出演する。

　◆山本　裕典（やまもと・ゆうすけ）１９８８年（昭６３）１月１９日生まれ、愛知県出身。０５年ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト準グランプリ。０６年、テレビ朝日「仮面ライダーカブト」に仮面ライダーサソード役でドラマ初出演。厚い唇が特徴で「思わずキスしたくなる男」に選ばれた。

　◆溝端　淳平（みぞばた・じゅんぺい）１９８９年（平元）６月１４日生まれ、和歌山県出身。０６年ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでグランプリ。４０社の芸能事務所から勧誘を受けた。０７年、テレビ朝日系「生徒諸君！」でドラマ初出演。０９年、日経トレンディ「今年の顔」に選出された。