ポランスキー氏を擁護…カンヌの映画人が嘆願書

[ 2010年5月13日 22:56 ]

 カンヌ国際映画祭に参加した映画人らは13日までに、約30年前の少女淫行事件によりスイスの別荘で軟禁下にあるロマン・ポランスキー監督の身柄を米国に引き渡さないようスイス当局に求める嘆願書を公表した。

 嘆願書は「(量刑言い渡しのため監督に出廷を求めている)米ロサンゼルス郡地裁などの言葉を信じてはならない」と引き渡し要求の拒絶を要請。ジャンリュック・ゴダール、ベルトラン・タベルニエ両氏ら著名映画人が署名している。
 ポランスキー氏は2002年のカンヌ映画祭に「戦場のピアニスト」を出品し、最高賞のパルムドールを受賞するなど同映画祭と縁が深い。

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2010年5月13日のニュース