曲順も再現、大阪でマイケルさん追悼ライブ

[ 2010年3月24日 06:00 ]

 「キング・オブ・ポップ」と呼ばれた世界的歌手の故マイケル・ジャクソンさんが昨年6月25日に50歳で急逝したため中止となっていた復活ツアー「THIS IS IT」を再現する追悼ライブが、ツアー帯同予定だった演奏者により23日、大阪・住之江区のZEPP OSAKAで、世界で初めて実施された。

 「THIS IS IT」ツアーは昨年7月13日、英ロンドンで開幕予定だった。同公演のリハーサルを撮影した同名の映画は、日本でも昨年10月からのべ約2カ月間の上映で、興収52億円の大ヒットとなった。
 この日のライブは今月設立された日本公式ファンクラブの企画。マイケルさんが書き残していた曲順を忠実に再現した。1曲目「今夜はビート・イット」から、ラストの「スリラー」まで13曲。マイケルさんが未完成と認識していた「THIS IS IT」を、バンドの中心人物、モーリス・プレジャーがアレンジし完成した曲も初披露された。モーリスは「天国の彼に“良かったよ”と言ってもらいたい」と笑顔を見せていた。
 24日も、午後7時より同所で公演。

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2010年3月24日のニュース