大河ドラマの脚本手掛けた田向正健さん死去

[ 2010年3月6日 06:00 ]

 NHK大河ドラマ「武田信玄」「徳川慶喜」など数多くの作品を執筆した脚本家の田向正健(たむかい・せいけん)さんが5日午前2時23分、直腸がんのため東京都内の病院で死去した。73歳。

 東京都出身。通夜は9日午後6時、葬儀・告別式は10日午前9時半から、いずれも品川区西五反田5の32の20の桐ケ谷斎場=(電)03(3491)0213=で。喪主は妻章子(あきこ)さん。
 61年に松竹大船撮影所に助監督として入社。69年に木下恵介プロに移り、脚本家の道を歩み始めた。76年のNHK連続テレビ小説「雲のじゅうたん」をはじめ「武田信玄」など3作の大河ドラマを手掛けた。87年「橋の上においでよ」(NHK)で向田邦子賞受賞。

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2010年3月6日のニュース