世界一セクシーな男 演じたのは「社会の敵ナンバー1」

[ 2009年12月9日 16:24 ]

映画プロモーションのため2年ぶりに来日したジョニー・デップ

 米ハリウッドスター、ジョニー・デップ(46)が9日、主演映画「パブリック・エネミーズ」のジャパン・プレミアムのために来日し、都内で会見を行った。ブルージーンズにグレーのジャケット、サングラスに帽子の“らしい”姿で登場したデップは2年ぶり6度目の来日を「2年は長すぎる…」とリップサービスでスタートした。

 FBI史上「社会の敵ナンバー1」に指名された伝説の銀行強盗ジョン・デリンジャーを演じた。「ジョンとは生まれた場所が近かったり、内面的にも通じるところが多い。リサーチすればするほど自分と共通点があることに気がついた。写真はあるが肉声さえ残っていない歴史上の人物に命を吹き込んで行くのは魅力的なことだった」と振り返った。さらに「実は僕は実際に映画を見ていないのだけど、評判はいいと聞いていますからぜひ見てください」とPRした。
 「最もセクシーな男性」の栄冠に輝いてるデップに、セクシーな男の敵は何か?と問われ「敵は自分の中にいる。自分に妥協してしまうことが敵だと思う」と穏やかな笑み。最後にファンへのメッセージを求められると「メリー・クリスマス!また、すぐに日本に戻って来ます!」とさすがに「ファンにサインする際に態度が丁寧な映画俳優」として3年連続1位の真骨頂で締めた。
 作品は大恐慌時代の実在の犯罪者ジョン・デリンジャー(デップ)と彼が愛した運命の女性(マリアン・コティアール)との逃亡劇をマイケル・マン監督がスリリングに描いたラブストーリー。彼を追うFBI捜査官にクリスチャン・ベイルが演じている。12日、全国公開。 
 

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2009年12月9日のニュース