常盤&長塚が結婚「魂結び、歩んで参ります」

[ 2009年10月21日 06:00 ]

入籍したことを発表した常盤貴子と長塚圭史

 女優の常盤貴子(37)が人気劇作家で俳優、演出家としても活躍する長塚圭史(34)と20日、結婚した。常盤の所属事務所が同日夕、マスコミにファクスを送って発表した。2人は「これからは2人、魂をしっかりと結び、ゆっくりじっくりと歩んで参ります」と喜びのコメント。鳩山由紀夫首相もファンを公言するなど、美人女優の誉れ高い常盤が最良の伴侶を得た。

 婚姻届は大安のこの日午前中に、関係者が都内の区役所に提出した。常盤、長塚は連名で「実に晴れ晴れしく、頼もしい気持ちでいっぱいです。これからは2人、魂をしっかりと結び、ゆっくりじっくりと歩んで参ります」と新生活への決意を新たにした。挙式・披露宴は未定という。
 2人は03年公開の映画「ゲロッパ!」で初共演。舞台ファンだった常盤は、若者に絶大な人気を誇る演劇集団「阿佐ケ谷スパイダース」を主宰する長塚と意気投合し、交際に発展した。
 大きな転機が訪れたのは昨年秋。常盤はNHK大河ドラマ「天地人」で主人公、直江兼続の妻でヒロインの「お船の方」に起用され、1年間の長期撮影に入った。一方で長塚は文化庁が若手芸術家を海外に派遣する「芸術家在外研修制度」で英国へ演劇留学。東京とロンドンの約1万キロの“超遠距離恋愛”になったが、それぞれが飛躍を遂げ「結婚」というゴールを選んだ。またこの間、常盤は多忙なスケジュールを縫って何度か渡英し、長塚をサポートしてきたという。
 長塚は留学を終え、9月末にすでに帰国。父で俳優の長塚京三(64)ら双方の親族へもあいさつを済ませており、所属事務所にも結婚することを伝えていた。2人はすでに新婚生活をスタートさせている。長塚は12月から凱旋公演となる舞台「アンチクロックワイズ・ワンダーランド」(来年1月21日~3月6日)の稽古も始まり、仕事も順風満帆だ。
 美人で演技にも定評がある常盤は、鳩山首相が公式プロフィルで「好きなタレント」に挙げるほど多くのファンを持つ。演劇界の次代を担う期待の星を伴侶としたことでさらに大きく羽ばたきそうだ。

 ◆常盤 貴子(ときわ・たかこ)1972年(昭47)4月30日、神奈川県生まれの37歳。93年、フジテレビのドラマ「悪魔のKISS」の名演で注目を集める。00年のTBS「ビューティフルライフ」はビデオリサーチ調べで平均視聴率30%超えを記録。「連ドラの女王」の異名をとる。「20世紀少年」など映画出演も多数。1メートル62。

 ◆長塚 圭史(ながつか・けいし)1975年(昭50)5月9日、東京都生まれの34歳。早大入学後「劇団笑うバラ」を結成。解散後、演劇プロデュースユニット「阿佐ケ谷スパイダース」を旗揚げ。98年にはフジ「世にも奇妙な物語」で初めてテレビの脚本も手掛ける。04年「はたらくおとこ」「ピローマン」で芸術選奨文部科学大臣新人賞などを受賞。1メートル81。

続きを表示

2009年10月21日のニュース