松たか子主演モントリオール映画祭で上映

[ 2009年9月8日 06:00 ]

 太宰治の同名小説が原作の映画「ヴィヨンの妻」が6日(日本時間7日)、カナダで開催中の第33回モントリオール世界映画祭のコンペティション部門で上映された。

 主演の松たか子(32)の夫を演じた浅野忠信(35)と、根岸吉太郎監督(59)が現地入り。浅野は舞台あいさつで「一組の男女が自分たちにしか分かり合えない形で結び付き、新しい一歩を踏み出す物語です。世界中どこでも、男性と女性が一緒に時を過ごしたことがあるのなら、きっと分かる普遍的なものだと思います」と話した。同部門には木村祐一(46)の初監督作「ニセ札」、笑福亭鶴瓶(57)の主演作「ディア・ドクター」も出品されており、結果は7日(日本時間8日)に発表される。昨年は「おくりびと」がグランプリに輝いた。

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2009年9月8日のニュース