宮崎香蓮が闘病少女…手紙で命の大切さ伝える

[ 2009年9月7日 06:00 ]

女子高生になってちょっぴり大人っぽくなった宮崎香蓮

 全日本国民的美少女コンテスト出身の女優・宮崎香蓮(15)が映画「育子からの手紙」(監督村橋明郎)に主演した。89年に出版された副島喜美子さん(71)の同名著書の映画化。実話をもとに、がんに侵された少女と同じ病室に入院していた主婦との文通を通した心の交流を描く。

 今春、地元・長崎県島原市の高校に入学した宮崎にとっては「チェスト!」「まぼろしの邪馬台国」(ともに08年公開)に続き3作目。「成長した姿が見てもらえると思います」と胸を張った。
 演じた「育子」は同年代の少女。「あしたは来ないかもしれないのに、いつも明るく前向きに生きている強い子。私が小学校2年生の時にがんで亡くなった母方のおばあちゃんの体験を思い出しながら演じました」と撮影を振り返った。
 共演の原日出子(49)からは衣装合わせの時に作品に絡めて手紙を渡された。感激した宮崎はそれを機に原をはじめスタッフらと撮影中に文通を続けた。「今は友達ともメールでのやりとりが多いけれど、書くことの温かみを再認識できました」とニッコリ。「命の大切さをつづった作品。幅広い世代の方に見てもらえれば」とアピールした。渡瀬恒彦(65)佐藤B作(60)らが脇を固め、来春公開。

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2009年9月7日のニュース