休止のトータス「年取って暑苦しい歌歌いたい」

[ 2009年7月11日 06:00 ]

フリーライブで熱唱する活動休止する「ウルフルズ」のトータス松本

 今夏をもって無期限で活動を休止する4人組ロックバンド「ウルフルズ」が10日、東京・六本木ヒルズアリーナでフリーライブを行った。

 ボーカルのトータス松本(42)は「この先、何十年も続けていく自信がなかった」と説明。そして「解散じゃなくて活動休止にしたのはウルフルズに愛情があるから。だからここらで休んで、しばらくしたら立ち上がりたい」と語った。
 ギタリストのウルフルケイスケ(44)は「休みます。わがままです。またスケールアップして会える日が来たらうれしい」と呼びかけた。会場には3500人のファンが詰めかけ、ヒット曲「ガッツだぜ!!」「バンザイ~好きでよかった~」など9曲のステージに酔いしれた。
 今後は31日に音楽祭「ロックイン・ジャパン・フェスティバル」に出演し、来月29、30日に大阪万博記念公園でラストライブを行う。東京での公演はこの日で見納めとなり、トータスは「年を取ってから、また暑苦しい歌を歌いたい」と意気込んだ。

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2009年7月11日のニュース