マイケルも心配していた 拘束記者釈放に「一役買えるかも」

[ 2009年7月11日 14:34 ]

 急死したマイケル・ジャクソンさんの友人が10日の米CNNテレビで、ジャクソンさんが生前、北朝鮮に3月に拘束された米国人女性記者2人の安否を心配し、金正日総書記がもし自分のファンであってくれたら釈放に向けた外交交渉に「一役買えるかもしれない」などと話していたと証言した。

 ジャクソンさんの長年の友人で、拘束された記者の一人ローラ・リンさんの友人でもあるというゴタム・チャプラさんが、死去前のジャクソンさんとの会話として紹介した。
 ジャクソンさんはチャプラさんに電話で、リンさんらは元気なのかと尋ねた後、金総書記の写真を見たところ「自分と同じような軍服」を着ていたと“共通点”を指摘。対北朝鮮交渉で何らかの役割を果たす意欲を示したという。
 チャプラさんは意外な言葉に驚いたとしながらも、人道支援活動に熱心だったジャクソンさんの優しさをしのんだ。

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2009年7月11日のニュース