ナベサダ、ジャズ熱演 両陛下訪問前にカナダで

[ 2009年7月3日 09:34 ]

 天皇・皇后両陛下のカナダ訪問に先駆け、日本を代表するサックス奏者の渡辺貞夫(76)が2日、カナダのモントリオール国際ジャズフェスティバルに初めて参加、約400人のファンらに熱演を披露した。

 同フェスティバルはジャズの音楽祭としては世界的に有名。ことし30周年を迎えることもあり、両陛下の訪問を受け、実行委員会が日本から渡辺を特別に招待していた。
 渡辺の公演はモントリオール市内のコンサートホールで実施。ジャズやボサノバ、アフリカの民族音楽をアレンジしたナンバーなど10曲余りを演奏。
 公演前に渡辺は「招いてもらって本当にうれしい。カナダの人たちにも僕の演奏を楽しんでもらえれば」と話した。5日にはトロントのジャズフェスティバルで演奏する予定。
 モントリオール国際ジャズフェスティバルは今月1日に始まり、12日の閉幕までに市内各地で500以上の演奏会が行われる。(共同)

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2009年7月3日のニュース