若杉弘氏がオペラ指揮降板

[ 2009年3月25日 19:01 ]

 新国立劇場(東京)は25日、指揮者で同劇場のオペラ部門芸術監督を務める若杉弘氏(73)が、体調不良のため五月に同劇場で上演されるオペラ「ムツェンスク郡のマクベス夫人」の指揮を取りやめると発表した。

 同劇場によると、若杉氏は昨年急性膵炎で入院しリハビリ中だったが、最近体調を崩し、今月19日に入院。2、3カ月の入院加療が必要という。

 代役として、同作品の指揮補を務めるミハエル・シンケビッチ氏と近く正式契約する予定。6月に指揮するオペラ「修禅寺物語」については回復状況をみながら話し合う。

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2009年3月25日のニュース