意識戻った松村邦洋 合併症の危険で予断許さず

[ 2009年3月23日 19:48 ]

 22日の東京マラソンに出場中、意識不明で倒れた松村邦洋(41)が所属する太田プロダクションが22日、報道各社に向けて松村の現状についてファクスで報告した。

 松村がマラソン中に前兆なく突然意識を失った原因は、血圧が一時的に急激に下がる急性心筋梗塞による心室細動(しんしつさいどう)によるものだという。突然死を回避するため、マラソン事務局スタッフと医師による自動体外式除細動器(AED)で電気ショックを与えるなど迅速な処置を受けて、病院へ搬送された。搬送中に意識は取り戻したが、検査処置には安静状態が必要なため、現在は鎮静処置を施しているという。

 さらに心疾患には今後、合併症を伴う危険性があり、病状が確定しない予断を許さない状態が続いているという。

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2009年3月23日のニュース