エリカ様 幸せいっぱい“和洋折衷”挙式

[ 2009年1月20日 06:00 ]

無事に挙式を終えて、新郎の高城剛(左)とともに本殿を後にする沢尻エリカ

 7日に結婚した女優沢尻エリカ(22)とマルチクリエーター高城剛氏(44)が大安の19日、東京・代々木の明治神宮で挙式した。沢尻は神前式定番の“角隠し”をせず、白ユリの髪飾りに色付きのコンタクトレンズをつけた和洋折衷の花嫁衣装で登場。2人は同じく大安の25日に渡米し、同日に披露パーティーをハワイ島で行う。

 奔放な言動で世間を騒がせた沢尻の神前結婚式。だが、新婦の頭には「従順でしとやかな妻となる」ことを示す“角隠し”はなかった。
 午後2時。控室のある神楽殿から式を行う奉賽殿(ほうさいでん)へと社殿内の廊下を移動する「参進(さんしん)」と呼ばれる儀式でスタート。沢尻は白ユリの造花の髪飾りに、赤と金色の鶴の刺しゅうを施した昭和初期のクラシカルな色打ち掛け、目にはブルーグレーのコンタクトレンズという斬新な姿。髪は黒く染め、1000人近い参拝客やファンから祝福の声が飛ぶと白い歯がこぼれ、手を振るなど幸せいっぱいの様子。
 紋付きはかまの高城氏は緊張した面持ち。その後に沢尻の母親、兄、叔母ら両家の親族7人が続いて歩いた。沢尻の髪は専属のスタイリストが手掛け、総額50万円の打ち掛けと帯は沢尻が東京・銀座「衣裳らくや」でひと目ボレしたという。
 奉賽殿では約30分間かけて三三九度の杯や指輪の交換などが行われ、再び神楽殿へ移動。そこでまた声援を浴びると「どうも」「ありがとう」と言いニッコリ。約40万円の挙式費用は2人で折半。その後、2人が宿泊する都内のホテルで両家の親族だけで会食した。
 記者会見はなく、高城氏が午後5時すぎに自身のホームページで「結婚しました」と報告。2人が3年間で23カ国108カ所を旅行したことを明かし、英語で「僕らの人生は旅だ」と表現。「高城剛&エリカ」と夫婦の連名で締めている。
 婚姻届も大安の7日に出した2人は披露宴も大安。知人のデザイナーが作ったバラのデザインが入ったウエディングドレスを用意し、ハワイ島のコーヒー農園にあるオーシャンビューのゲストハウスで開く予定だ。
 関係者によると、10日間ほど滞在し、帰国後の2月中旬にロンドン経由でスペインへ。語学やデザインの勉強をして夏には帰国。女優復帰は来年以降になりそうだ。

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2009年1月20日のニュース